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宝の持ち腐れ?イギリス人アナリストがみた日本の「強み」「弱み」とは。

前著「新・観光立国論」も非常にデータも豊富に用意されていて面白かったですが、こちらも興味を引くタイトル。早速。

確かに優秀な「日本人労働者」という強み

・誰もが認める強み「経済力が強くて、住みやすい国である」

・戦後復興は奇跡ではない

・人口の強み

日本の職人魂や極める美学のような技術力、勤勉さはもちろん日本の強みであることは間違いありませんが、実態以上に評価することはよくないですね。人口減少という極めて危機的な状況にある日本において、強みをみつけ、ベースにした上で新たに強みをみつけて活かしていかなければならない時期にきています。

長い会議が象徴する効率の悪さという伸び代

・購買力平価でみた一人あたりのGDPの低さ

・ムダな仕事も真面目に?

教育水準、モラル、勤勉さなどで評価すると世界的にレベルが高い日本人労働者だが、一人あたりのGDPが低いということは、効率性が非常に悪いということですね。ここには大きな伸び代があると思います。経済大国と高を括っていてはだめだという自覚を一人一人持たなければなりません。

数字を重視しない経営者という弱み

・日本人の経営者に原因があるのは明らか

・「数字」より「プロセス」を重視する傾向

トップが数字に基づいた経営判断をできなければ、せっかく勤勉な労働者がいて高い技術があってもその力が引き出されない恐れがある。これが筆者の痛烈な主張です。耳が痛い、考えさせられる経営者は多いのではないでしょうか?数字という経営尺度は徹底して叩き込んで、大きな軸にしていくべきです。縛られたくないという逃げを捨てなければいけません。

面倒くさい文化は強みか弱みか

・書類作成に多くの人が多大な時間を費やしている

・面倒を解決するのが仕事

上司に反対されそうで面倒くさい、変えるといろいろな面倒がありそうだ。。。といって分析や主張をせず仕舞い。といったことはサラリーマンのみなさんはじめ、経験があるのではないでしょうか?人口増加の中で面倒くさい、右向け右の精神はある意味よかったかもしれませんが、面倒くさい文化も転換のときを迎えているのかもしれません。

インテレ層の知的レベル、Woolly thinkingの問題

・日本人はアレンジがうまいは強み?

・海外は議論よりロジック

逆風の時代だからこそロジックが大事になっています。ニュアンスとかも大事ですが、それには前提として数字というベースがあることが必要ですね。理数系の一流経営者が多いことも注目するポイントです。

古いものと新しいものとが共存しているという強み

・伸び代がある観光需要

・お金を落とす外国人が来ていない

前著「」でも強く主張していたところで、データに基づいても日本の観光立国の可能性を示しています。オリンピックも大きな追い風ですのでこれを機に考え、データ分析、ロジック、決断力を養っていくべきです。

解決能力と強すぎる個人主義

・自分は行動しないが主張はする

・生涯現役という発想と過剰な職人魂

まとめ

改めて、日本人の強みは何か弱みや効率の悪さの根源は何か見つめ直せた一冊です。主張と行動を一貫して、ロジックで考えてムダを排除していく習慣をつくっていきたいと思います。

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